
App Store のサブスクリプションは便利ですが、Apple ID は本来個人に紐づくものです。業務として購入する場合、精算の問題が生じます。本記事では、企業が購入を適切に記録するための 3 つの方法と、多くの場合により簡単な代替手段をご紹介します。
iPhone や iPad では以前から一般的だった方法が、しばらく前から Mac 向けソフトウェアでも広く使われるようになりました。Apple の App Store でソフトウェアを購入し、サブスクリプションを契約する方法です。
その利点は明らかです。
- お使いの Mac、iPhone、iPad 向けのソフトウェアを一箇所で見つけられます。
- App Store はあらかじめインストールされており、手間なく利用できます。
- ソフトウェアは Apple の審査を経てから App Store で公開されます。これにより悪意のあるソフトウェアを排除できます。
- ソフトウェアのアップデートは App Store を通じて一元的に提供され、設定に応じて自動的にダウンロードされます。
- Apple はお客様の個人情報を保護し、第三者に提供しません。ソフトウェア開発元にも提供されません。
- すべての App Store での購入には 購入履歴 から一元的にアクセスできます。
- 請求情報は個人の Apple ID に紐づいているため、購入のたびにデータや支払い情報を入力し直す必要はありません。
しかし、まさにこの最後の点が、立替経費の精算に関して多くの企業に課題をもたらします。個人の Apple ID に紐づくことで、購入の領収書が企業ではなく利用者個人名義で発行されてしまうのです。
さらに、多くの企業では「Bring your own Device」の原則が浸透しており、会社のコンピュータや iPhone、iPad を業務だけでなく私的にも利用することが従業員に認められています。そのため、すべての社用デバイスとインストール済みソフトウェアの一元管理を想定した Apple Business Manager の機能を利用できないことが少なくありません。現時点では、サブスクリプションのアプリ内課金を Apple Business Manager で精算することはできません。
Merlin Project の月額および年額サブスクリプションは、macOS 向け と iOS 向け のいずれも App Store で契約できるため、考えられる解決策を調べてみました。
旅費精算による立替経費の払い戻し
利用者が Apple 発行の領収書を用いて旅費精算を作成します。総額 250 ユーロまでの少額の支出については、従業員が請求書を提出する必要はなく、レシートや領収書を証憑として提出すれば足ります(ドイツ付加価値税施行令第 33 条に基づく少額請求書)。
App Store の代わりに、企業向けの Paddle 経由で精算されるサブスクリプション をご利用ください。請求情報を自由に入力でき、購入も個人の Apple ID に縛られません。
追加の支払い方法の登録
1 つの Apple ID には複数の支払い方法、つまり複数の請求先住所を登録できます。Apple は精算時にまず既存の残高を使用し、その後 Apple ID に登録された順番で支払い方法を使用します。詳細は Apple のサポート記事 をご覧ください。
ご注意ください。 用途が私的と業務とで切り替わる場合は、支払い前に順番を調整してください。常に最優先の支払い方法が使用されるため、特に定期的な支払いでは重要です。
ギフトカードの残高による支払い
残高は基本的に登録済みの支払い方法より優先されるため、必要な金額分の App Store & iTunes カードをご利用ください。これらのギフトカードは Apple のオンラインストアや多くの小売店で購入できます(15、25、50、100 ユーロ)。オンラインでは、Apple はギフトカードの金額を自由に選べる方法も提供しています。購入金額またはサブスクリプション料金に相当する額のギフトカードで Apple ID のアカウントにチャージしてください。Apple ギフトカードを購入。これにより、App Store での購入は残高から支払われます。
ご注意ください。 定期的な支払い(サブスクリプション)の場合、支払い期日前に残高をチャージする必要があります。チャージしないと、Apple ID に登録された最優先の支払い方法が使用されます。
請求に関してさらにご質問がありましたら、営業チーム までお気軽にお問い合わせください。
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